香港賃貸の契約と初期費用ガイド

    物件が決まっても、いざ契約となると「こんなに費用がかかるの?」と驚く方も少なくありません。香港の賃貸は、日本とは少し異なるルールや費用の仕組みがあり、事前に知っておくことでスムーズな準備と交渉ができます。

    香港での賃貸契約はこんな流れで進みます

    1.物件の内見・条件の確認

    写真や情報だけで決めず、実際に現地で内見することが大切です。 設備や周辺環境もしっかりチェックしましょう。

    2.申込書(Offer Letter)の提出

    気に入った物件があれば、申込書を提出して意思表示をします。この時点で、家賃・契約期間・入居希望日などの条件交渉が可能です。

    3.条件合意 → 仮契約成立

    オーナーが条件に同意すれば仮契約成立。手付金(通常1ヶ月分の家賃)を支払います。 ※この後にキャンセルすると、手付金が返金されないケースもあるので注意しましょう。

    4.正式契約書(本契約)への署名(Tenancy Agreement)

    貸主・借主が正式な契約書に署名して、本契約が完了します。契約書は英語または中英併記が一般的です。

    5.鍵の受け取り・入居開始

    鍵は新居で直接受け取ります。エアコンや水回り、コンロなどの不具合がないか、その場で確認しておくのがおすすめです。

    契約時にかかる主な費用一覧

    項目

    内容

    保証金(Deposit)

    家賃2ヶ月分(退去時に大きな損傷等がなければ返金)

    前家賃(1ヶ月分)

    仮契約時に支払った手付金が充当されます

    仲介手数料

    家賃の0.5〜1ヶ月分(借主負担)

    印紙税(Stamp Duty)

    年間家賃の0.5%+HK$5(貸主と借主で折半が一般的)

    合計で家賃の約3〜4ヶ月分の費用を目安に、契約前に準備しておくと安心です!

    必要な書類は?

    【個人契約】
    • パスポート または 香港ID

    • 雇用証明書(Employment Letter)

    • 給与明細や残高証明書など、収入や支払い能力を証明できるもの

    【法人契約】
    • 商業登記証(BR)などの法人書類

    • カンパニーチョップ(会社印)


    ※物件やオーナーにより、追加書類を求められるケースもあるため、事前確認がおすすめです。

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